転職活動
障害者雇用で転職を考えたら最初に整理したいこと|求人選び・相談先・準備の進め方
障害者雇用で転職を考え始めた方へ。求人選びの前に整理したい希望条件、配慮事項、相談先の選び方をわかりやすく解説します。
障害者雇用で転職を考え始めたときは、求人を急いで探す前に、希望する働き方と必要な配慮を整理することが大切です。あわせて、障害特性に合わせた専任の担当者に相談できるサービスを知っておくと、一人で抱え込まずに準備を進めやすくなります。この記事では、転職活動を始める前の準備、求人の選び方に加えて、障害者雇用に特化した転職支援サービス「dodaチャレンジ」の特徴・サポート内容・利用の流れを解説します。

この記事には広告が含まれます。サービス内容や申込み条件は確認時点の情報です。登録前に公式サイトの最新案内をご確認ください。
障害者雇用で転職する前に整理したい5つのこと
すべてを最初から決める必要はありません。メモに書き出しておくと、求人比較やキャリアアドバイザーとの面談が進めやすくなります。
障害者雇用の求人を探す前に準備すること
経歴とスキルを棚卸しする
担当した業務、使ったツール、周囲から評価されたことを具体的に書き出しましょう。短い経験でも、業務を細かく分けて振り返ると、応募書類で伝えられる強みが見つかります。
配慮事項を「働くための工夫」として整理する
配慮事項は診断名だけで終わらせず、仕事を進めやすくする環境やコミュニケーションの方法まで整理しておくと伝わりやすくなります。必要に応じて、主治医や支援機関にも相談してください。
応募書類の土台を作る
履歴書・職務経歴書は、共通部分を先に作り、求人ごとに志望動機を調整する形にすると負担を減らせます。仕事内容と自分の経験・希望の接点を一つずつ示すことを意識しましょう。
障害者雇用の転職相談先は複数比較する
ハローワーク、地域の就労支援機関、障害者雇用に対応した転職エージェントなど、相談先によって扱う求人や支援内容は異なります。ひとつの相談先だけで決めず、希望する職種・地域・支援内容を比較することが重要です。転職エージェントを利用する際は、利用対象、対応地域、求人の種類、応募書類・面接対策の支援範囲、配慮事項を企業へ伝える進め方を確認しましょう。転職エージェントの選び方も参考にしてください。うつ症状など体調と付き合いながら「長く働き続ける力」を先に整えたい場合は、atGPジョブトレ うつ症状コースのような就労移行支援サービスを利用してから転職活動を始めるという方法もあります。
dodaチャレンジとは
対象者・運営会社
dodaチャレンジは、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳(愛の手帳・みどりの手帳)のいずれかをお持ちの方を対象にした転職・就職支援サービスです。障害内容や年齢に制限はなく、手帳を申請中の方も相談できます(求人紹介は手帳交付後になります)。運営は、総合人材サービスのパーソルグループの特例子会社であるパーソルダイバース株式会社で、実際に障害のある社員が数多く在籍しています。公式サイトによると、厚生労働省「人材サービス総合サイト」の2025年度データ(無期雇用および4か月以上の有期雇用の総計人数)をもとに、障害者の転職支援実績No.1としています。
サポート体制
- 身体障害・精神(発達)障害・知的障害など、障害特性ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍
- 新卒・第二新卒向け、ハイキャリア向け(専門スキルやキャリアを生かす求人)、時短勤務向け、LGBTQ当事者×障害者向けなど、状況に応じた支援メニュー
- 非公開求人を含む求人紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削、推薦状を添えた応募代行
- 模擬面接や選考同行、面接後の評価ポイントのフィードバック
- 内定後の条件交渉、入社後1か月・3か月時点でのフォロー
相談から入社後のフォローまで、費用は一切かかりません。
公式サイトでは、カウンセリングを受けた方の93%が満足したという結果(2025年度カウンセリング後アンケートより)を紹介しています。担当者との相性や紹介される求人は人によって異なるため、実際に相談しながら自分に合うか判断するとよいでしょう。
向いている人・向いていない人
向いている人
- 障害者手帳を持っており、配慮事項を踏まえた求人を専門的に相談したい人
- 企業とのやり取りや条件交渉を任せたい人
- 新卒・第二新卒、ハイキャリア、時短勤務など、自分の状況に応じた支援を受けたい人
向いていない人
- 障害者手帳がなく、取得の予定もない人
- 企業とのやり取りも含めて自分だけで直接応募を進めたい人
- 短期間で必ず内定を得たく、紹介求人の有無に左右されたくない人
利用の流れ
- 公式サイトの会員登録フォームから登録する(障害者手帳の内容も入力、申請中でも登録可)
- 専任のキャリアアドバイザーと30〜90分程度のキャリアカウンセリングを受ける(電話・メール・オンライン・対面から選べる)
- 経験・希望・障害特性を踏まえた求人紹介を受け、セミナーや面接会にも参加できる
- 応募先が決まったら、推薦状を添えた応募代行、書類添削、模擬面接などのサポートを受ける
- 内定後は条件交渉、入社後は1か月・3か月時点のフォローを受ける
申し込む前に確認したいこと
掲載内容は確認時点の情報です。対象条件やサポート内容は変更される場合があるため、登録前に公式サイトで最新情報を確認してください。
よくある質問
利用に費用はかかりますか?
相談、求人への応募、転職・就職先が決まる・決まらないにかかわらず、費用は一切かかりません。
転職するかまだ決めていなくても相談できますか?
可能です。カウンセリングを受けたうえで「今は転職しない」と判断する人もいます。まずは現状と今後のキャリアについて相談する使い方もできます。
障害者手帳を持っていなくても利用できますか?
身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳のいずれかをお持ちの方が求人紹介の対象です。申請中の方も登録はできますが、求人紹介は手帳交付後になります。
地方に住んでいても利用できますか?
オンラインカウンセリング、電話、メールなどで対応しています。ただし希望勤務地によっては、紹介できる求人が限られる場合があります。
自分で見つけた求人を紹介してもらうことはできますか?
希望と企業の採用条件が合致すれば、キャリアアドバイザー経由での応募が可能な場合があります。気になる求人があれば担当者に相談してみましょう。
紹介された求人を断ってもいいですか?
求人紹介は強制ではないため、希望と合わない場合は断って問題ありません。理由を具体的に伝えると、その後の提案のずれが少なくなります。
まとめ
障害者雇用の転職では、求人への応募だけでなく、自分に合う働き方と必要な配慮を整理することが第一歩です。dodaチャレンジのように、障害特性別の専任担当者に相談できるサービスを組み合わせれば、企業とのやり取りや条件交渉の負担を減らしながら準備を進められます。無理のない計画を立て、複数の相談先を比較しながら、自分に合う選択肢を探しましょう。